SPP測定の流れ
SPP測定では、血流測定用のレーザプローブと、駆血用のカフを測定部に装着します。
「Nahri MV monitor Premium」の測定手順および画面イメージは以下のようになります。
-
- STEP 01レーザプローブの装着
- 測定部位に対してレーザー出射部があたるようにレーザプローブを設置し、テープなどで動かないように固定します。
- ※感染予防・プローブ汚染防止のため、測定部をラップで保護したうえでプローブ設置するなどの対策を適宜行ってください。
-
- STEP 02カフの装着
- レーザプローブの上からカフを巻き付けます。この際、プローブがカフの膨張袋(ブラダ)の中心線上に来るようにして、カフに皺や隙間が出来ないように巻きます。
- ※「Nahri MV monitor Premium」では、中足部、踵、掌などの湾曲・屈曲した部位にも、皺や隙間なく装着しやすいカフを採用しています。
-
- STEP 03血流測定・SPP測定の開始
- 画面操作でプローブのレーザをオンにすると、血流測定が開始され、グラフの描画が始まります。
画面上でSPPの測定開始ボタンをタップすると、カフのインフレートが始まり、予め設定した圧力まで加圧後、徐々に減圧されます。
-
- STEP 04SPP自動解析
- 既定された再灌流判定基準に基づき、プログラムが再灌流開始ポイントおよびSPP値を自動解析し、結果を表示します。
-
- STEP 05SPPマニュアル調整
- 必要な場合は、再灌流開始ポイントの判定ラインをグラフ上で移動させ、SPP値をマニュアルで調整することも可能です。
-
- STEP 06測定結果の管理
- 測定データは本体に保存されます。
PDFレポートを作成し、USBメモリに保存することも可能です。 - ※Windowsソフト『MV-Viewer』(オプション)と連携すれば、測定データおよびレポートをPCに無線通信で転送することができます。
(『MV-Viewer』についてはコチラ)
血流モニタリングの流れ
血流モニタリングでは、血流測定用のレーザプローブのみ測定部に装着します。
「Nahri MV monitor Premium」の測定手順および画面イメージは以下のようになります。
-
- STEP 01レーザプローブの装着
- 測定部位に対してレーザー出射部があたるようにレーザプローブを設置し、テープなどで動かないように固定します。
- ※感染予防・プローブ汚染防止のため、測定部をラップで保護したうえでプローブ設置するなどの対策を適宜行ってください。
-
- STEP 02血流測定・PREコントロールの登録
- 画面操作でプローブのレーザをオンにすると、血流測定が開始され、グラフの描画が始まります。
処置前の任意のタイミングでコントロール(PREコントロール)を登録します。 - ※「Nahri MV monitor Premium」では、中足部、踵、掌などの湾曲・屈曲した部位にも、皺や隙間なく装着しやすいカフを採用しています。
-
- STEP 03処置中の血流モニタリング
- PREコントロール区間の血流量と、リアルタイムの血流量が並んで表示されます。
双方の値を適宜確認・比較しながら、処置を実施します。 - ※任意のタイミングでイベントを登録することも可能です。
-
- STEP 04POSTコントロール登録・測定終了
- 処置後の任意のタイミングでコントロール(POSTコントロール)を登録し、測定を終了します。
-
- STEP 05測定結果の管理
- 測定データは本体に保存されます。
PDFレポートを作成し、USBメモリに保存することも可能です。 - ※Windowsソフト『MV-Viewer』(オプション)と連携すれば、測定データおよびレポートをPCに無線通信で転送することができます。
(『MV-Viewer』についてはコチラ)
- 次のページ:
- 専用ビュアーソフト『MV-Viewer』